Baristal Blend(バリスタルブレンド)珈琲豆販売開始

バリスタkyoroがブレンド開発させていただいたコーヒー豆の販売を開始します!

オリジナルブレンドは今まで何度か様々なロースターさんにお願いしてきましたが、私が求める味を作るのは難しく…お手上げ状態でしたが、納得いく味でコストもギリギリまで頑張っていただけるロースターさんが提携してくださることになり、遂にオリジナルのブレンドが完成しましたのでご紹介します。

近江香織|Baristal

【JBAバリスタグランプリ2015・2017-第3位|IIAC-Master Professional|日本バリスタ協会認定|SCAJ認定コーヒーマイスター】
プロのバリスタとして、スタッフ教育・商品開発・店舗運営など、これまでのコーヒーにまつわる経験を活かし、事業主様の様々なお悩みのサポートをさせて頂きたいと思っております。

バリスタルブレンドとは

kyoroといえばイタリアなのでイタリアを旅して美味しかったエスプレッソ・コーヒーをイメージしてエスプレッソでもカフェラテでもドリップコーヒーでも美味しく飲めるように絶妙な配合の中深煎りのブレンドです。

市販のコーヒー豆ではエスプレッソクレマが出ないとよく聞きますが、クレマがしっかり出るという事にもバリスタとしてこだわって作っているので、そんな方に特にオススメです!

エスプレッソ

しっかりクレマが出ることを第一前提に希少な高品質なロブスタ種を配合。

日本では良いロブスタ種が中々手に入らないのでバリスタ仲間にお願いして、遂に良質なお豆を見つける事ができ、課題の持続性のあるクレマとイタリアンエスプレッソらしい後口の余韻が完成しました。

ドリップコーヒー

ただ苦いだけの珈琲ではなく、すっきりした優しい酸と甘みをしっかり残したいと思ったので1種類ずつ豆の特徴を残しながら焼いてもらい、豆同士がお互いの特徴をかき消さないよう注意しながらブレンドの配合を何十回も調整しました。

ドリップでは蜂蜜のような柔らかな甘みと柑橘の花のような酸味がありつつも、ボディ感もあり、後味にビターな余韻が残るマイルドな味わいです。

ミルクにも合う

ブラックだけでなくミルクや砂糖を入れても合うのがこのブレンドのいいところ。

バリスタとしてカプチーノで美味しいというのも譲れないポイントで、苦くなり過ぎないよう且つミルクを入れた時にコーヒー感がしっかり残ってキャラメルのような味わいになるブレンドを目指しました。

アフターブレンド

コストも手間もかかるのですが、全てアフターブレンド

(1種類ずつ豆の焼き分けをした後ブレンドする手法)を行なっています。

プレミックス(生豆の状態でブレンドした後焼く手法。一回で焙煎できるためコスト安くなるが、豆の特徴が出にくく単調な味わいになりやすい)はしていません。

このアフターブレンドを少量ロット購入でやってくださる焙煎士さんが見つからない事がずっとネックだったのですが、

あなたが本当に美味しいと思うものをこだわって作ろう!

と熱意を持って協力していただいたことで、理想とするブレンドが遂に完成しました。

価格・購入

コーヒー豆or粉

豆のままor粉の状態は選べます◎

価格配送料計(税込)
150g¥1700¥200¥1900
1袋
価格配送料計(税込)
300g
(150g×2)
¥3400¥200
¥3000
(¥3600)
2袋

ドリップバック

カップにはめてお湯を入れるだけでお手軽ドリップバックもあるよ!

価格配送料計(税込)
10個入¥1700¥200¥1900
1セット
価格配送料計(税込)
20個入り
(10×2set=20個)
¥3400無料

¥3000
(¥600お得)
2セット

配送方法

お支払い確認後、ポスト投函にて配送の為、非対面でのお受け取りが可能です。

業務用・卸売について

お店でコーヒーを出される方向けに卸売販売も可能です。

1kg当たり¥6000(税込)で3kg〜配送料無料で承ります。

また、抽出調整やバリスタトレーニング等も行っていますのでお問い合わせください。

ハンドドリップの美味しい淹れ方

オススメ家庭用コーヒー器具

ミル(グラインダー)、スケール(はかり)、ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー、ケトル(温度計付き)、スプーン、パウダーコントロール

Amazonで揃います

深煎りドリップコーヒーレシピ

コーヒー粉量×深煎り15倍=注ぐお湯量

今回:コーヒー豆15g×15倍(深煎り)=注ぐお湯量225g

中煎りは16倍、浅煎りは17倍にするといいわよ。

ハンドドリップコーヒーの淹れ方

STEP
コーヒー豆の粗さ・挽き方

今回は業務用ミル(マルケニッヒEK43)で中細挽きにしました。

ハンドドリップやコーヒーメーカーで飲む場合は中挽き〜中細挽きがオススメです。

大体の方は抽出が早くなりがちな事が多く、豆の品質が良い場合はゆっくり時間をかけて抽出する方が甘さを引き出せるのでいつもの中挽きより若干細かくしてみると良いですよ。

STEP
微粉除去(パウダーコントロール)

サザコーヒーの専用器具を使って微粉除去します。

これはしなくてもいいのですが、より粒度を均一にしてすっきりクリアな味わいを追求したい方は茶漉しとかでもいいのでフリフリして微粉を除去してみると違いがわかりますよ。

ドリップする時に根詰まりして抽出に時間がかかり過ぎる方のもおすすめです。

スッキリよりコクと甘さ重視したい方は微粉除去はしないでください。

STEP
ドリッパーを温める・ペーパーをリンスする

ドリッパーはハリオV60、ペーパーはアバカフィルターを使用。

検証条件を揃えたいので私はV60にしましたが、円錐形、台形ドリッパー両方お持ちの方は今回は深煎りなので台形の方がオススメです。

ペーパーは白い物が雑味や紙の匂いが少なく、アバカフィルターシリーズは大好きすぎて愛用しています。

ドリッパーはしっかり温めることが重要ポイントです。

STEP
粉を量って鳥の巣状に入れる

コーヒー粉は1杯分15g(2杯なら倍の30g)

入れた後鳥の巣状の窪みをスプーンなどでつくります。

余談ですがかもめ食堂という映画で「コピルアク」って言いながら窪みをつけるともっと美味しくなるよって主人公が教わるシーンが好きです。

STEP
蒸らし(1回目注湯)

85℃〜90℃お湯を30gしっかり粉全体にかけながら注ぎ、30秒蒸らします。(お湯注ぎ始めると同時にタイマースタート)

STEP
2回目の注湯 

30秒経ったら2回目のお湯を+20g計50gまで)注ぎます。

注ぎ方は「美味しくなあれ」とアモーレを込め、全体に行き渡る感じでのの字でも良いし、円を描く感じでも良いです。

液量を細く注ぎ、注がれている粉の高さが一定(下のビーカーに落ちる速度と同じ液量)に入れられるように調整できたらよりベター。

STEP
3回目の注湯 

2回目切ったらすぐ3回目のお湯+60g(計110gまで)注ぎます。

STEP
4回目の注湯 

3回目切ったらすぐに4回目のお湯+60g(計170gまで注ぎます。

ここで私はあえて壁側にくるっと素早くお湯をかけて壁を崩して粉全体をお湯に浸るようにしますが、難しい方は壁を崩さないように同じ速度で粉全体に入れ続けてください。

STEP
最後の注湯(5回目)

4回目切ったあとすぐに5回目+55g(計225g)注ぎ落ち切るまで待ちます。

最後の注湯はあまり動かさず中心に注ぎ続けて、もし根詰まって中々落ちなくなってしまった場合は注湯速度を上げたり、小刻みに前後に揺らし流れを作るように注ぐと少し解消される事があります。

1分30秒〜2分15秒位で落ち切るように注ぎ方や粉の挽き方を調整すると良いです。

2分15秒以上かかってしまった場合は途中でドリッパーをサーバーから外してください。

STEP
ステア(まぜまぜ)

抽出したての神々しい珈琲を一刻も早く飲みたいところですが、スプーンやマドラーなどでしっかり混ぜてあげてください。

抽出前半と後半で抽出される成分が違うから液の上側と下側で味が変わるの。

STEP
深煎り珈琲の完成

お気に入りのカップを温めて置いて、注いで完成!

深煎り珈琲は飲み口が熱いタイプのカップがまろやかな口当たりが増すような気がして好きです。

最後に

中々現場で皆様にお会いできる機会が減ってしまったのですが、このコーヒー豆を通じて出会った方々に私なりのAmoreをお届けできたら嬉しいなと思っています。

kyoroの愛したイタリアの味をボナペティート♡