イタリアンバール・バンコとは【バリスタ体験談】

本日は筆者のバリスタ修行時代にイタリアンバールで出会ったイタリアーノの思い出をご紹介します。

近江香織|Baristal

【JBAバリスタグランプリ2015・2017-第3位|IIAC-Master Professional|日本バリスタ協会認定|SCAJ認定コーヒーマイスター】
プロのバリスタとして、スタッフ教育・商品開発・店舗運営など、これまでのコーヒーにまつわる経験を活かし、事業主様の様々なお悩みのサポートをさせて頂きたいと思っております。

イタリアンバールとは

イタリアでみられる立ち飲みカウンターのあるコーヒーショップ (座る席やテラスも有)で、アルコール類も提供します。

朝食、簡単な軽食、バー利用など、様々な目的に合わせて利用出来るようになっています。

バールの基礎知識はこちらの記事をプレーゴ↓

BAR(バール)・Barista(バリスタ)とは【イタリアン講座】

 バールでの滞在時間 

バンコと呼ばれる立ち飲みカウンターでの滞在時間は平均2~3分と短く、エスプレッソを2~3口で飲み、一言二言会話をして帰るスタイルです。

テーブル席ではチャージまたは商品の値段が3倍になり、フルサービスとなる店が多いです。

MioBar(お気に入りのバール)へは1日何度も足を運びます。多い人 は1日に5-6回も通う人もいます。

イタリアーノとの思い出

催事場にて出展準備中のkyoro

修行時代にイタリア展と呼ばるデパート催事にボスとバール出店していた時の思い出です。

イタリア人兄弟のピッチェリア(ピザ屋)がありまして、やはり本場イタリア人の店なので連日長蛇の列になっていました。

ところが仕事がハード過ぎる&イタリア語しか話せない二人は非常にイライラ…

そしてイライラするたびにエスプレッソを飲みにくる…

イタリア語が分かるボスに愚痴をいいまくって嵐のように帰っていく…

結果1時間に一回くらいのペースでエスプレッソのみにきていました。

二人が休憩にくる間も列は続いていてピッツァ焼けるのをお客さんはずっと待っているのですが、誰に何を言われようが俺のペースは崩さないスタイル!

挙げ句の果てには兄弟喧嘩も勃発して、一人は放棄してバールに入り浸っていたりしました。

イタリアーノのエスプレッソの摂取量もマイペース度合いも感情豊かなのも驚きの連続でした。

イタリア人にとってはやはりバールは無くてはならない存在なのだと思った出来事でした。

あとがき

お客さんが待っているのも気にせずマイペースを貫くピッツァ職人…僕は中々出来ないことかも。

そうよね。でもエスプレッソで少しでも気分転換できていたら、バリスタとしては嬉しいわよね。

人々の憩いの場になるようなお店を作れたらいいな。

フォルツァ!本日も読んでいただきGrazie&Amore♡

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