【コーヒー農園】日本でのコーヒー豆収穫体験談

貴重な国産コーヒー

現在は沖縄を始め鹿児島など国内でのコーヒー栽培も少しずつ行われるようになってきました。

筆者も少しですがコーヒーの栽培事業の会社に携わっていた事もあり,国産コーヒーには興味を持っています。

バリスタとして「コーヒー農園に行ってみたい!」というのは一度は夢見ることよね。

沖縄でのコーヒー豆収穫体験

数年前ですが「国内でコーヒー栽培に成功した農園があるらしい,しかも収穫体験まで出来るらしい。」という情報をキャッチして沖縄へ行った時のお話です。

実際のコーヒー農園の写真

コーヒーの赤い実(コーヒーチェリー)がつくまでには約3〜5年かかるといわれています。

何年もかけて出来た貴重なコーヒーチェリーを収穫から1杯のコーヒーにするまでを150分のコースで体験させていただきました。

赤く熟れたコーヒーチェリーを探して

1粒ずつ摘みます

コーヒーチェリー

果肉を剥いでいきます

プチュっと押すと

コーヒ豆が出てきました

思ったより硬かったです

通常は向き合うよう2個

1個で丸いピーベリーは貴重で

3個は幸運の豆とも…

生豆のまわりの粘着質を

こすり洗いして取ります

普通は天日干しなどしますが

時短で軽く炙って乾かします

脱穀は機械にお任せ

脱穀できました

ふぅ~と皮だけ吹き飛ばします

10

生豆を手編み鍋で直火焙煎していきます

11

必死で振って

満遍なく火が通るようにします

ぱちぱち音がし始めます

(1ハゼ)

12

2回目のハゼが始まったら

火からおろします

甘くて芳ばしい香りがします

13

深煎りコーヒーが出来上がりました!

14

手挽きミルで中挽きにします

15

愛をこめてハンドドリップで淹れます

「美味しくなぁれ、美味しくなぁれ」

16

沢山の工程を経て

一杯のコーヒー

になりました!

17

ちなみにコーヒーチェリーの果肉の部分も食べられます。

今回はジャムにしたものをいただきましたが、

いままでに食べたことのない甘酸っぱいベリーの味で

とても美味しかったです。

おまけ

あとがき

全てにおいて貴重な経験で,コーヒーを大切に思う気持ちがより一層深まる日になりました。

実際日本でのコーヒー栽培はビックドリームな話で,実際に携わっているときも日本はコーヒーベルトに位置する国と違って気候も何もかも違うのであまりにもハードルが高く,苦労して育てていても霜で一日にして枯れてしまうようなこともあり国内でビジネスとして成り立たせるのは中々難しいなと感じました。

又吉コーヒーファームの農園主さんは

台風でハウスが飛んでしまうこともあって大変だけれども,コーヒーは病害虫に強いから蘭よりは作りやすい

と農家のプロならではのびっくりな事をおっしゃっていて,頼もしいなと思いました。

国産コーヒーを作るのは簡単なことではないけれどロマンを感じますよね。

コーヒーを愛するバリスタとしてこれからも国内産コーヒーの栽培も応援していきたいなと思っています。

ここまで読んでくださった方にもコーヒーについてさらに興味を持っていただけたら嬉しいです。

最後まで読んで下さりGrazie&Amoreです♡
それではまた次回Ciaociao〜!

又吉コーヒー園さん情報

又吉コーヒーファームさん

コーヒー収穫体験をさせていただいたのは沖縄にある又吉コーヒーファームさん貴重な体験ありがとうございました!

簡単に農園情報を載せておきますので良かったら参考にしてください。

コーヒー豆の収穫体験期間毎年11月〜4月下旬まで ※収穫状況によって変更 不定休
料金1名 ¥8,000(小学生〜)
時間150分 ①10:00〜 ②14:00〜
住所〒905-1205 沖縄県国頭郡東村字慶佐次718-28
TEL0980-43-2838
※公式HP参考 2023.2末現在

PRオススメコーヒー